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気を付けよう!身体の癖
 
 最近、気が付くとものすごいスピードで歩いていることがあります。もうそれは“走る”に近いくらい。理由はすぐに思い当たります。それは、歩きタバコ人対策。最近通う仕事先の町は、下町のビジネス街。歩きたばこ人口がやけに多い町なんです。

 駅を出て歩道を歩き始めると、すぐ前を歩く人がポケットからタバコを出して火をつけます。歩きタバコ人に変身です。ケホケホ...。前方から大量に流れてくるタバコの煙りにむせながら、息を止めてあわてて追いこす私。その歩きタバコ人を追い越し、ふー...と息をつくと、また前を歩く人が歩きタバコ人だったりして、再びケホケホケホ...。またまた息を止め、急いで追いこす私。「ふー...苦しかった〜。」しかし、歩きタバコ人は途絶えることなく、私の前をまだ何人も歩いています。もう、私はずんずんと早足で歩く、歩く、歩く!そうして気がつくと、ものすごいスピードで道を歩いている、という状態になってしまうわけです。
身体というものは癖もちで、無意識のうちにいろんなことをしています。私のこの早歩きも癖になってしまったようで、急ぐ必要がないのにスピードをあげて歩いていたりすることがあります。それに気がついたらすぐに「おいおい、それって今は必要ないでしょ。」と身体をゆるめ、スピードを落とすように心がけていますが、身体の癖はなかなかしぶとくついているもの。これは一度、きちんと向き合う時間をとらなくちゃな、と思っています。

 身体の癖は、長い期間気がつかずに過ごしてしまうと、さも最初からそういう状態であったかのような感覚に なることが多いようです。それが身体に負担になることであっても、意識してあげなければ気がつくことすらできないんですね。
 歩きタバコ人対策は、今のところ追い越す以外にあまり良い案が浮かびません。だけど、癖になるほどのその行動は、私の内にも外にも良いことがあまりないので、せめて必要以上にそうならないことを心がけようと思います。
2003/11/18
 
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